メモログ

⛰ 塵が積もって山とならないメモのログ 👄

本:ベイジアンネットワーク技術

副題は「ユーザ・顧客のモデル化と不確実性推論」。「ベイジアンネットワーク」とは何かを解説した本で、初めにベイジアンネットワークの理論的な基礎を解説した後に、ユーザーモデル、関連ソフトウェアの紹介、人間のモデル化から「ユーザー適応システム」への取り組みの紹介など、基礎から応用まで幅広くあつかっています。分量的には160ページ程度ですが、理解するのに時間がかかりました。わたしは最初の基礎部分をじっくり読んで、最後の応用事例は軽く読み流す感じで読みました。

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Macで.htaccessを利用する

メモ。MacのSitesフォルダの中で.htaccessを利用するには、/private/etc/httpd/users の中にある、username.confの中に記述されている、AllowOverrideを「All」に変更する。

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本:指一本の執念が勝負を決める

産業再生機構のCEOであった富山和彦さんの著書。内容は「リーダーに必要なのは「ストレス耐性」と「胆力」だ!」という帯のあおり文そのままという感じです。産業再生機構という仕事で結果を出した富山さんの言葉は重みがあり、ひたすらに尊敬の念を覚えます。170ページほどですが、1ページあたりの字数が少ないので一日あれば読めます。

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本:捨てられるホワイトカラー

ホワイトカラーの転職を題材にした体験ルポ。序盤から中盤までは転職のカウンセリングとか、転職指導などの体験ルポが中心で、中盤から終盤にかけて「ネットワーキング」をするための活動が中心です。300ページくらいあるので、分量的にはまあまあありますが、情景描写とか著者の感情描写などが多いので、そのあたりをざっと読んでいくと2〜3日で読みこなせる感じです。

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ダメなら、さっさとやめなさい!

原題は「THE DIP」。dipは「くぼみ」とかそういう意味で、本書では「大勢の足をすくう落とし穴(この本では「運命の谷」と呼ぶ)(p9)」という意味。本書では、人生の壁(運命の谷)にぶつかったときに、闇雲に進むのではなく、打ち込む価値がなければ退く(やめる)ことも視野に入れることを喚起しています。分量的には100ページ前後で、1時間〜2時間くらいでさっと読むことができます。

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ウィキノミクス

副題は「マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」。第一章はウィキノミクスの概要、第二章では既存の企業の開発がいかに難航な課題にぶちあたっているかについて、第三章から第九章まではウィキノミクスの成功事例、最後にまとめの章があります。全体で450ページ超あるので、とにかく長い。読みごたえはあります。

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一瞬の判断

意思決定の方法論を著した本で、ゴー・ポイント(情報収集が完了し、計画の是非が論じ尽くされ、はっきりと態度をきめなければならない瞬間。ゴーかノーゴーか)に直面した人たちの状況を知り、内面を探り、彼らの経験から、決断の公式を導きだしていくというような内容(p10より一部抜粋)。

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世界一やさしい問題解決の授業

問題解決をするための思考法について説明した本で、「問題解決能力」について、原因の調べ方(原因の洗い出しと原因の仮説・検証)、問題を解決するための目標設定のしかたについて書かれています。115ページ程度の薄い本で1〜2時間程度の時間で読み切れてしまう平易さが魅力的です。冒頭の「どうせどうせ」子ちゃん(わたしなんてどうせだめよ、とすぐにあきらめてしまう)、「評論家」くん(自分なりの意見は持っていて、人にあれこれ指図するけど、言いっぱなしで自分では何もやらない)、「気合いでゴー」くん(やる気があって前向きだけど、うまくいかないときでも精神論で片付けてしまう)、問題解決キッズの話は、「そうそう、いるいる。そうなんだよねー」と共感してしまいました。マツモトナオコさんのイラストもかわいらしくていい感じです。

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