ここ5年くらいの間に、自分のライフスタイルがいくつか変わっている。それを簡単にまとめてみようという話。年をとったというのもありますけど、物理的な制限が少なくなって、選択肢が増えたことで、自分向けににチューニングされた快適生活が安定してできるようになったというのもあるのかなと思う次第です。
最近の自分のライフスタイルの変化
映画:いのちの食べ方
原題は「Our Daily Bread(日々の糧)」。「食料生産のグローバル・スタンダード」というあおりが印象的だったので、モンドヴィーノみたいな映画(地域色(ローカル)とグローバリゼーションの対比)なのかなと思っていたのですが、そうではなかったです。食べ物が食卓に届くまでに、どんな作業をしていて、どんな人が関わっているのか、という作業の流れを客観的にまとめていて、解説のない社会見学みたい映画でした。作り手からのメッセージがないから、見る側の考える余地が大きい。
target疑似クラスを使って、表示をオン・オフする
本:もっとわがままになれ!
「わがまま」とは、yahoo辞書で調べると、「自分の思いどおりに振る舞うこと。また、そのさま。気まま。ほしいまま。自分勝手。「―を通す」「―な人」」という意味ですが、本書における「わがまま」とは、どちらかというと「日和見主義にならずに、自分が正しいと思うことや、やりたいと思うこと実践するために、アクションを起こすこと」という感じの意味。おかしな常識を疑うことや、創意工夫を奨励するための言葉としても、本書では「わがまま」という言葉を使って表現しています。
本:効率が10倍アップする新・知的生産術--自分をグーグル化する方法
映画:サラエボの花
母娘の愛というのが映画のテーマですが、その背景にある事情はかなり複雑です。その複雑さを乗り越えて、絆を強めていく母娘の姿にとても感動しました。ベルリン国際映画祭で金熊賞(グランンプリ)を受賞。
本:外国語上達法
本:「達人」の英語学習法
内容はそのまんま、英語の学習法についての話です。第一章と第二章は「英語は子供のうちにやらないとうまくならない」とか、特異な学習法など、よくある誤解について解説しています。第三章から第五章までが、英語の達人(英語圏でなく、12歳ごろ以降に英語学習を始め、主として日本で学習し、留学していても短期。(p59-60))の学習計画、学習法を紹介しています。英語教育の研究者の方が書いている本だけあって、論文やインタビューなどをもとに確度の高い情報を提供してくれています。個人的に第一章と第二章は関心がなかったので、かるく読み飛ばして、第三章から第五章を中心に、1時間くらいでさらりと読みました。文の構成がわかりやすく、文体も平易な感じなので読みやすいです。
本:ライフサイクルイノベーション
キャズムの著者、ジェフリー・ムーアの本。三部構成で、一部が製品ライフサイクルモデルの全体の説明、二部がイノベーションのタイプの説明と、ライフサイクルの地点に応じたイノベーションの方法についての詳説、三部は「慣性力」についてと、「コア」へ資源を集中させるための方法論についてです。