メモログ

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Book Review:経営理論 偽りの系譜

ハブソン大学歴史学特別教授のジェームズ・フープス氏の著作。本書では、マネジメントの大家(グル)の生い立ちとその歴史的背景を紹介しながら、グル達の思考について優れていた部分と優れていなかった部分を評価しています。マネジメントの大家そのものの人生を掘り下げて紹介しているという点で他の本とは違う趣きを持っています。

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情報の行間を読む(4/4)調査対象を知る

調査対象の意図を知る

マーケティングリサーチや、社会学の研究結果、新聞の取材など、情報の多くには情報源となる人が存在します。発信者とは別に情報源にも意思があり、意図を持っています。統計データなどでは、たとえば調査対象がどんな方法で調査を受けたのか(アンケート用紙を郵送する形か、面談方式か、インターネットでの調査か)、どんな心理状況で調査を受けたのか(見栄や欲がはいっていないか)、質問に調査対象を特定の回答に誘導させるようなないか、など調査に係るさまざまなバイアスを考慮する必要があります。

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情報の行間を読む(3/4)発信者を知る

発信者の意図を知る

「情報のさばき方(外岡秀俊著 朝日新書)」では、情報をさばくための技術として、下記の5つの基本原則のひとつとして「情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く」をあげています。簡単にいえば「相手の立場になって考えてみる」ということになるかと思いますが、このアプローチは非常に重要です。わたしたちの仕事や生活のほとんどは、相対的なコミュニケーションで成り立っています。競争相手の「一歩先を読む」のは、相手の戦略を考えることが重要ですし、ユーザーエクスペリエンスを高めるためにはユーザーの立場を体感することが重要です。

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情報の行間を読む(2/4)自分を知る

真実と判断するための6つの基準

「富の未来(アルビン・トフラー、ハイジ・トフラー 講談社」によると、人は真実を見極める手段として下記の6つの基準をよく使うそうです(上巻のp233から。カッコ部分は私による補足です)。

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情報の行間を読む(1/4)

情報の行間を読む

「行間を読む」とは「文章には直接表現されていない筆者の真意をくみとる」という意味です。情報も元をたどれば人によって作られています。情報にも文章と同じように「行間」が存在しているのではないかと思います。

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最近読んだ本ダイジェスト

本は読んでるけれど、エントリーにするほど時間がない今日のこのごろ。

  • デイトレのリアル!:熊野英生 他
    1時間くらいでざっくりと。いわゆる「損切り」の大事さを身をもって体験している人の体験談(失敗談)みたいな感じ。
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