メモログ

⛰ 塵が積もって山とならないメモのログ 👄

Site-Page-Data Object Pattern (Page Objects 拡張)

以前にPage Objects : テストスイート構築のためのデザインパターン - メモログというのを紹介しました。今回はそのパターンをちょっと拡張してみようという話。なお、特に参考にした訳ではないのですが、Selenium Page Objects + Site Objects, Data Objects & High Level Navigation « Fiji Ecuador Seattle Greece Montanaに同じような話を提示している人はいます(2年前に)。

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watir-webdriver-performance: PerformanceTimingの集計

Watir-Webdriver-Performance gem released」にて紹介されているものを紹介。watir-webdriver上でPerformanceTimingに関する情報を収集できるようになります。PeformanceTimingとはJavascriptについてweb application内でクライアントサイドの待ち時間の測定を行えるようにするためのインターフェイスだそう(To address the need for complete information on user experience, this document introduces the PerformanceTiming interfaces. This interface allows JavaScript mechanisms to provide complete client-side latency measurements within applications. )。Javascriptの処理毎の細かな待ち時間情報を得ることができるらしい。詳細はNavigation Timingを参照。

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本:ダニエル・カーネマン心理と経済を語る

ダニエル・カーネマン心理と経済を語る行動経済学の創始者の一人と言われるダニエル・カーネマン、彼のノーベル賞受賞記念講演と、その時の発表された自伝、そして彼の論文の2本(一般読者にも分かりやすいものらしい)をまとめたのが本書。ヒューリスティックとバイアスの話などは例えが秀逸で面白かったです。

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本:全貌ウィキリークス

全貌ウィキリークス ウィキリークスと協力関係にあるシュピーゲル誌(ドイツのニュース週刊誌)の記者/編集部によって書かれたウィキリークスについての本です(同じくウィキリークスと協力関係にあるガーディアン編集部で書かれた「ウィキリークス アサンジの戦争」という本も出版されています)。ウィキリークスと協力的な関係にある点から、ウィキリークスに対して肯定的な立場をとっていると見て読むのが良いとは思いますが、個人的には十分に客観的で批判的な視点でウィキリークスが描かれているかなと思いました。

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Facebookの開発体制: developer driven culture

InfoQ: How Facebook Ships Code日本語版記事が出た)」にて、Facebookではどのように開発し、サービスを公開しているかについて紹介していて、その開発の仕方を developer driven culture と呼んでいます。日本語にすると、開発者駆動文化でしょうか(開発者中心主義の方が近い気が)。記事によると、Facebookでは開発者が自分で実装を考え、フロントエンドからバックエンドまで開発して、バグの発見/修正までするみたい。必要な場合はデザイナーにも助けを借りることができるけど、基本的には自分で全部開発する、らしい。プロダクトマネージャーもいるみたいですけど、エンジニアマネージャーとかと話し合って、実装に対する合意を得ないといけない。興味のそそらない実装は認可されないという意味で、開発者は常に自分の好きなことに集中できるようになっているみたい。

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本:箱男

腰まである段ボール箱を頭からかぶっているという男、箱男の話です。読んでみて最初わけがわからず、「結局どういうことになったんだ?」という感じでしたが、巻末の平岡篤頼さんの解説を読みつつ、二度読みしてみて、何となく自分なりの解釈ができたような気がします。でも、やっぱりわけわからないのは、わけわからないのですが。

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