メモログ

塵が積もって山とならないメモのログ

本:外国語上達法

1986年刊行。名前の通り、外国語の勉強方法について書かれている本です。英語だけではなく、外国語全般についての勉強法として述べられているところが、ほかの英語学習関連の本と趣きが異なります。200ページほどを、半日くらいでざっと読んでいます(ほんとにざっと)。

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本:「達人」の英語学習法

内容はそのまんま、英語の学習法についての話です。第一章と第二章は「英語は子供のうちにやらないとうまくならない」とか、特異な学習法など、よくある誤解について解説しています。第三章から第五章までが、英語の達人(英語圏でなく、12歳ごろ以降に英語学習を始め、主として日本で学習し、留学していても短期。(p59-60))の学習計画、学習法を紹介しています。英語教育の研究者の方が書いている本だけあって、論文やインタビューなどをもとに確度の高い情報を提供してくれています。個人的に第一章と第二章は関心がなかったので、かるく読み飛ばして、第三章から第五章を中心に、1時間くらいでさらりと読みました。文の構成がわかりやすく、文体も平易な感じなので読みやすいです。

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本:ライフサイクルイノベーション

キャズムの著者、ジェフリー・ムーアの本。三部構成で、一部が製品ライフサイクルモデルの全体の説明、二部がイノベーションのタイプの説明と、ライフサイクルの地点に応じたイノベーションの方法についての詳説、三部は「慣性力」についてと、「コア」へ資源を集中させるための方法論についてです。

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本:したたかな生命

生命の持つロバストネス(強靭さ)について、システム生物学(システムバイオロジー)という視点で解説した本。本書は4章構成で、1章がロバストネスについて、2章はロバストネスの表裏一体(トレードオフ)の関係であるフラジリティ(脆弱性)について、3章はガンの仕組みとそのロバストネス、4章は進化とロバストネスについて。ページ数は200ページほどありますが1ページあたりの文字数が少ないので、1〜3日で読める分量です。装丁もきれいで、読みやすい。

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映画:アイ・アム・レジェンド

同名のSF小説「アイ・アム・レジェンド」の映画版。アメリカ映画として映像化されたのは「地球最後の男」と「地球最後の男 オメガマン」に続いて三回目なのだそう。簡単なあらすじだけで予備知識なく見に行ったため、内容的には「あっ、こういう映画だったんだ」と思いました。ドキドキしたくない人にはお勧めしません。

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本:知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎

いまの県境(けんざかい)がどのような形でできあがったのか、という話をまとまた本。5部構成で、1部が現在の47都道県に落ち着くまでの成り立ち。2部は県境にまつわる逸話など、3部は「飛び地」や「越県合併」などを中心にした話、4部は県境をめぐる争い、5部は「県境未定地」と呼ばれる、県境があやふやなところについての話。最後のほうはかるく読み流しています。県境の多くは、明治よりも前に定められた国の形を踏襲しているようで、話の中心は県境そのものというよりは、県の成り立ちと言った感じです。県境についての小話を交えながら、いまの県のかたちとなった経緯を知ることができます。

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本:進化するネットワーキング

半年くらい前に読んだ本。読み返しながらまとめています。「ネットワーク」について、経済学的な見地を中心に解説しています。第一章から第四章が第一部で「ネットワークの外部性」について。第一章は、クリティカル・マス、ティッピング・ポイント、QWERYの経済学など、他人が利用することによる利便性が他人を引きつけて集団を形成するという、ネットワークの特性を経済学でいう「外部性」とからめて話を展開しています。第二章は、ネットワークの外部性による「ひとり勝ち」の状況と、経済学でいう「市場の独占」とからめた内容。第三章は電話回線などの物理的なネットワークについて、他社・他国のネットワークを相互接続するときのネットワークの外部性による恩恵・コストをどのように他社間・多国間でバランスさせるかとかいう話。第四章は政策論的な性格が強く、ユニバーサル・サービス(全国どこに住んでいても、利用しやすい料金で利用できるサービス(p152))という視点から、ネットワーク産業について論じています。

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本:黒リッチってなんですか?

富裕層がどんな生活・消費をしているか、といったような内容の本。黒リッチという呼び名は、消費の究極系みたいな分類をうまくとらえているとも思いますが、それよりも言葉の響きが面白くて興をそそりました。

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