メモログ

MT:記事の出力ファイル名がハイフンになる

メモ。例えば記事の出力ファイル名を「test_test」とアンダースコアを入れてに設定しているのに、実際に出力されるファイル名は「test-test」とハイフンになってしまう。 なんでかなあと思っていたら、テンプレートのアーカイブマッピングのパスが「basenameyyyy/mm/entry-basename.php(%-f)」となっていました。この場合、区切り文字がハイフンに統一される。バージョンアップしたときにここが変更されてしまったみたいです。パスを「%f」に変更して再構築を実行。

本:イノベーションへの解

「イノベーションのジレンマ」とは、利益を最大化させるための論理的な意思決定が、逆に新興企業による市場の破壊を許してしまうというジレンマ。そのジレンマを機会として捉え、市場の破壊者としてどのように事業を構築していけば良いのか、ということを考察したのが本著です。全体は350ページほどで、イノベーションのジレンマについての理論的枠組みから始まり、市場の分析について、ターゲットとする顧客について、開発の手法について、コモディティ化(低利益化)への対応、組織、戦略、資金などについてを詳説していきます。後半のマネジメント的な話は個人的にあまり関心をそそられませんでしたが、前半部分はかなり面白かったです。

本:明るい部屋

写真が本質的に有する被写体という対象から離して、「写真」という事象そのものをどのように語ることができるかを出発点に、写真とは何かを考察した本。

本:職業としての学問

マックス・ウェーバーの「職業としての学問」を「下流社会」の三浦展さんが現代訳として意訳しています。内容としては、学問することを職業としようと考えている学生に対して、努力をしても職が得られるとは限らないし、才能の多寡によって出世が決まるとも限らない、という職業としての現実を諭していくといったもの。とにかく「安心で確実な未来などなく、答えなどない」という現実感をひたすらつきつけていきます。学問を志すにあたってどのような心構えであるべきかと言えば、ひたむきに取り組んでいくことだろうと述べている。そこから得られる「ひらめき」によって、後世に残るような業績を成し遂げることができると。しかし、だからといってひたむきな人が必ずひらめきを得られるわけではない、努力を重ねてもまったくひらめかない人もいるし、やはり運も必要であると言ってしまう。

本:修養

修養とは「身を修め、心を養う」こと。「古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者(p24)」は根本として、身を修める必要がある。身を修めるためには、心を正しくする必要があり、そのためには意を誠にし、意を誠にするとは何かを知る。大志を抱く人は身を修め、身を修めるとはすなわち「克己」することが肝要である、というのが本書の骨幹にある考え。「青年」の頃に何を志し決心していくのか、心を揺り動かす4つの動機(色情、利益、権力、名誉)にどのように打ち克っていくかとか、逆境/順境のときの心構えなどを教えてくれます。

本:FREE 「無料」からお金を生み出す新戦略

「ロングテール」の著者であるクリス・アンダーソンの著書。インターネットの世界に広がっている「フリー(自由/無料)」のサービスについて、どうしてフリーのサービスがうまれるのかについての解説と、フリーのサービスにおけるビジネスモデル、生産者と消費者との間にある取引についての整理分類をしています。

ジョギング中の頭の中

細く長く、止めたり再開したりしてるジョギングですが、している最中は特にすることもないので(ジョギングしているんですが)、とりとめもないことを考えています。考え事をしている方が、足に意識が行き過ぎないので、疲れにくい、気がするのです。

本:プルーストとイカ - 読書は脳をどのように変えるのか?

「文字を読む」というのは、「ものを見る」ことや「音を聞く」のような、生来備わっている能力ではない。人は読書をどのように習得するのか、脳内ではどのように認識するのか、というような内容を「文字の発明の歴史」「子供が文字をどのように学ぶのか」「読字障害者(ディスレクシア)の研究」という3つのアプローチで紹介しています。

鎌倉・新江ノ島水族館・片瀬西浜海水浴場

もう一ヶ月以上前になってしまいましたが、GW中に鎌倉と江ノ島に行ってきました。 まずは長谷で大仏様を参拝。内人(?)外人入り交じり、とても混んでいました。さすがGW。それともいつもああなのか。大仏様の背中が空いていることに、小さな感動。ちょっとしたロボみたいでした。