メモログ

塵が積もって山とならないメモのログ

JR福知山線事故の本質

本は3章構成で1章が被害者の宮崎千通子さんの手記、2章は事故の科学的な見知による分析、3章は社会への提言といったかたち。1章の手記は事故から手術、リハビリまでの1年間について詳しく触れられています。実体験を通しているがゆえに、その場にいるかのようなリアルな描写となっています。事故の被害者を自分に置き換えて想像すると、ほんとに恐ろしすぎて何も言えません。そんなきつい経験を乗り越えて、前を向いて体の回復へと行動しているのですから、宮崎さんには深い敬意を覚えます。また、ニュースで見る事故は、1日で終わってしまいますが、現実にはずっと何年もの長い道のりであることを認識させられました。

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ハーバードでは教えない実践経営学

1985年に「マコーマックのマンビジネス」というタイトルで出版された本の新訳版です。いわゆるビジネスに必要な「処世術」、パートナーシップの構築など、筆者曰く「ハーバード・ビジネススクールでは教えたくても教えられない(p8)」内容を扱っています。「人間」「営業と交渉」「企業経営」の3部構成。

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メディア・バイアス

副題は「あやしい健康情報とニセ科学」。メディア・バイアスとは「メディアによる情報の取捨選択のゆがみ(p6)」のことを指します。本書では食に関する話題を中心に「情報のゆがみ」について11章構成で各論的に書かれています。

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伝説のホテルマン「おもてなし」の極意

キャピトル東急ホテル エグゼクティブコンシェルジェであった加藤健二さんの本。5部構成で、1〜3部が加藤さんの半生記、4部が加藤流サービスの各論といった感じで、5部はこぼれ話といった感じです。

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2020年の日本人

副題は「人口減少時代をどう生きる」。人口が減少するという今までにない時代の到来という背景にして、現在の状況と今後の展開を推察しています。「日本人の働き方」「日本の住まい方」「日本人の過ごし方」の三部構成で、一部の「日本人の働き方」では、いままでの経済成長とは何を背景にしていたのかを詳述して、それがこれからの「人口減少時代」では通用しなくなることに言及しています。

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