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watir-webdriver: 使用できる要素を追加する

watir-webdriverでは広範囲のHTMLタグ(ほとんど全部)をサポートしているけれど、svgやcircleなど一部のタグは現在のところサポートしていません(参考:Does watir support svg - Watir General | Google グループ)。

なので、自分で追加して使おうという話。watir-webdriver上にタグを追加するのは仕組み上は簡単で、下記のようにclassを追加すれば良い(circleでの追加例)。

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module Watir
class Circle < HTMLElement
attributes(:string => [:cx,:cy,:r,:stroke,:'stroke-width',
:'fill-opacity',:fill])
end
class CircleCollection < ElementCollection
def element_class
Circle
end
end

module Container
def circle(*args)
Circle.new(self, extract_selector(args).merge(:tag_name => "circle"))
end

def circles(*args)
CircleCollection.new(self,
extract_selector(args).merge(:tag_name => "circle"))
end
end
end

これで「b.circle」とか「b.circles」とかでcircleタグの要素を取ってくることができます

ただし制限があって、「b.circle(:fill,‘#ffffff’)」のように属性を指定して取得することが今のところできません。watir-webdriverでの要素の取得は、属性を指定する場合、最終的にseleniumのインスタンスに対して、find_elementメソッドと内部生成したxpathを使って取得します(element_locator.rbのlocateメソッド)。しかしseleniumにおいて、find_element(:xpath,“.//circle[@fill=‘#ffffff’]”)というようなxpathで要素を取得することができないみたいです(現在のところ)。

属性を指定しない場合(「b.circle」みたいに)は内部的にtag_nameを使って取得するため大丈夫みたいです(find_element(:tag_name,‘circle’))。なので、b.circle(:fill,‘#ffffff’)と同じ要素を取得したい場合は、b.circles.find{|c| c.fill == ‘#ffffff’}みたいな感じで回避することができます。ちょっと不格好ですけど。