メモログ

Hello Astro

2017年以来スタティックサイトジェネレータとしてHexoを利用していたのですが、急に思い立ってAstroに移行してみました。このシンプルなブログを扱うのに Hexo に不満があったわけでもなく、「そろそろデザイン変えようかなあ」と思い立ったのがきっかけで、「じゃあジェネレータも今どきのにしようかな」という感じで変えました。

本:マクロ金融危機入門

マクロ金融危機入門を読んだ。「マクロ金融危機」とは、危機の発生源や主な増幅要因が金融市場にありながら、それが単なる資産価格の暴落にとどまらず、生産や雇用の縮小といったマクロ経済全体に深刻な影響を与えるような危機のことを指す。本書は3部構成で1部に3章ずつある。第1部では危機がどのように醸成されるかを扱い、第2部では実際に危機が発生し、どのように広がっていくかを描く。第3部では、そうした危機にどう対処すべきかという政策の議論が展開されている。原題は「A Crash Course on Crises」で、まさに危機の入門書または短期集中講座といった内容になっている。

本:エブリシング・バブル

エブリシング・バブル 終わりと始まりと「エブリシング・バブル」リスクの深層を読んだ。「エブリシング・バブル 終わりと始まり」の方は、エブリシング・バブルはほぼ崩壊していて、現状で残った大きなバブルはAIバブルで、それが弾けた後は「地政学」が経済に大きな影響を及ぼす、という主旨。今後、地政学が経済にどのような影響を与えるかが中心テーマとなっている。

本:量子力学は本当は量子の話ではない

「量子力学は本当は量子の話ではない」を読んだ。量子論が言う「粒子でもあり波でもある」という二重性や、「猫が死んでいるとも生きているとも言える(測定した瞬間に決定する)」といった重ね合わせ、量子がもつれた物体同士が瞬時に影響を与え合うといった奇妙な現象は、量子世界をイメージするための物語がもたらしたもので、量子力学の理論そのものが持つ本質ではないらしい。微粒子の性質・状態としてイメージしようとするから奇妙に見えるだけで、量子論は「情報の取得方法とその因果的影響」を扱う理論と捉えたほうが、筋が通る、というのが本書の内容。それが量子論の見方として正しいのかどうか、そもそも本書の内容をきちんと理解できてるかどうかわからないけど、そんな気がするかもしれないししないかもしれない(二重性)といった感想を持った。

本:長篠合戦

長篠合戦を読んだ。長篠の戦いといえば、織田信長が鉄砲を用いた三段撃ちで武田の騎馬隊を打ち破った、という鮮烈なイメージがあるが、実際には後年の脚色や長篠の戦いといえば、織田信長が鉄砲を用いた三段撃ちで武田の騎馬隊を打ち破った、という鮮烈なイメージがあるが、実際には後年の脚色や、各勢力が自らを美化するための「化粧」が多分に含まれているようだ。

本:動物心理学入門

動物心理学入門という本を読んだ。本書によると、「動物心理学」とは「動物を対象とした研究を通して、ヒトの『ココロ』を理解しようとする学問領域」である(p.1 はじめに)。人と動物の異なる点を比較し、共通点を類推することで、ヒトの心理をより深く理解できるのだろうと感じた。