評価:★★★☆☆
Pocket Warmerでも感想の冒頭におっしゃっていますが、「愛について・・・」というより「性について・・・」というタイトルの方が適切だと思います。「性についてのキンゼイ・レポート」というタイトルにしたら観客は少なくなりそうですが・・
この映画は性についての画一した考え方やタブーを崩していくという物語ですが、逆に言えば性の多様性を受け入れていくという物語なんだと思います。「私の(性)行動は普通なのか?」という不安を「人間(の性)とは多様なのが当たり前なんだ」と主張することは、社会通念的にはNEETや新卒無業などの問題と近い話なのかもしれません。