評価:★★☆☆☆
すでに一ヶ月くらい前になるのですが、星になった少年を見てきました。日本初のゾウ使いの少年・哲夢と子象ランディ、そして家族の物語。
物語自身はとても良い話で最後には感動を呼びましたが(実際、私のとなりの人は感涙していた)、映画としての完成度は低い気がしました。あくまで個人的意見ですが(もっとも、映画の感想に客観的意見なんてないと思いますが)、話を2時間に無理矢理つめこんだような印象を受けました。少年と象の出会いからタイに修行に行くまでの展開がはやくて、ついていけない。少年に感情移入する間もなく旅立ってしまいます。タイの修行のペースもとても速くて、ゾウ使いになるのが大変という気にさせない。
物語自身の中身が濃いために2時間の映画に収めるのが難しかったのかなというような気がします。是非テレビドラマのような長い物語としてリメイクしてほしい。