rules for high performance web sitesの八つ目。Javascript と CSS を外部ファイルにしよう。インラインで記述していると(外部ファイルを設置するより)HTTP のリクエストを減らせるけれど、毎回読み込むので html ファイルのサイズは増えてしまう。外部ファイルにしておくと、ブラウザがキャッシュするので html ファイルサイズも減らせるし、次回からの HTTP レスポンスも減る。ただ、Yahoo!のホームのようにセッションごとのページビューの少ない場合は、インラインで記述してしまった方がレスポンスが良好の場合もある。
ポータルサイトのトップみたいに、大量にアクセスがあって、トップページだけ見て別のサイトに移動してしまうユーザーが多い場合、すべてのユーザーにキャッシュを持たせるよりは、インラインにして HTTP リクエストを減らた方が良い場合もある。というのが、パフォーマンスチューニングの醍醐味なのかなと、個人的な感慨にひたったしだいです。