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旧くなったコンテンツをどうすべきか

旧くなったコンテンツをどうすべきか、という上のリンクのサイトで話されている話。ブログに投稿した技術情報は時間が経てば時代遅れになるし、場合によっては後になってその情報が正しくないことが判明したりする。そういった情報をそのまま保管しておくのは情報が存在しないよりもタチが悪い。「記録のため」という名目だけで情報をそのままにしておくのはselfishだと。上のサイトでは旧くなった記事は削除し、代わりに随時更新する「resources」というページを用意したそうです。これで情報の鮮度を保つことができると。

コメント欄はざっとしか見ていませんが、賛否両論といった感じみたいですね(英語のニュアンスが分かりませんが、若干煽り気味の内容だからなのかも)。個人的には発信者側が時代遅れとなった情報をひっこめる(または更新する)というのは、気がついたらした方が良いのかもしれませんが、そんなに神経質に情報を扱わなくても良いような気もします。この種の問題は普通の書籍でも論文でも同じで、受信者側はその情報が今でも通用するかどうか、それが正しい情報かどうかを検討する必要があるわけで、それは受信者側に必要なリテラシーであると思います。なんでも信用してはいかんと。

とはいえ、製品開発の現場の末席にいる身としては、開発が続いている製品やモジュール、活発に議論されている仕様などについての「現状」について批判的な意見を述べる場合は、言いっ放しにせずにその後の動向も見守ってほしいなあとは思わなくはないですけど。すでに解消している問題について批判記事が残りっぱなしというのは、まあ、悲しいですよね。まあ、それは開発側のエゴなのかもしれませんね。