2010年2月アーカイブ

2010年2月23日

ハクセキレイとかセグロセキレイとか

小金井/野川/セグロセキレイ?

セキレイにもいくつか種類があるそうで、野川公園の自然文化センターにあった紹介ですと野川周辺ではハクセキレイのほかにセグロセキレイとかキセキレイが見られるそうなんです。名前の通り、ハクセキレイは白い部分の多いセキレイで、セグロセキレイは黒い部分が多く、キセキレイは空の一部が黄色。

で、上の写真の鳥を見つけた瞬間にセグロセキレイだ!と思ったのですが、どうもよく見るとハクセキレイっぽい。ハクレキセイは雌は背中が灰色に近く白さが目立つ感じですが、どうも雄の背中は黒いらしい。セグロセキレイとの違いは顔の部分の「クマ」の入り方で、ハクセキレイはセグロセキレイよりも白の面積が多いのと「クマ」の文様が違うみたい。

ハクセキレイ

セグロセキレイの「セグロ」は背が黒いという意味だろうから(たぶん)、背が黒ければセグロセキレイなんだと思ってたんですが、そうじゃないんだなあという話。名前の由来も機会があれば調べてみると面白そうですね。なおクロサギにも「黒色型」と「白色型」がいるらしいです。

2010年2月22日

本:季語の誕生

書名の通り「季語」の始まりについて論考した本。俳句における季節感(季語)は歳時記(季語をまとめて四季別に分類したもの)を絶対視しすぎているのではないかという疑問から始まり、代表的な季語「雪」「花」「月」の三つについて、その言葉にある含意を文化的背景や宗教的背景を踏まえながら、季語がどのように成立したのかのルーツを辿ります。特に「月」については、年中見ることのできる月がどうして秋という季節に限定されるようになったかなど、紙面を割いて説明しています。

季語を再考する上でのキーワードとしては「地貌(ちぼう)」というものをあげています。地貌とは「風土の上に展開される季節の推移やそれに基づく生活や文化まで包含することば(p.v)」としており、貴族文化として発展した俳句の世界にある「京都中心、畿内中心」のものの見方とは異なる考え方。「地に足をつけた俳句」と言えるのでないかと思います。本書ではその代表として松尾芭蕉の俳句を多く取り上げています。

季語について個人的に俳句に興味があったわけではなく、季節をテーマにして写真を撮ろうとしたときに「季節」をどう捉えたら良いのかという疑問から手にした本でしたが、思いのほか俳句の世界の奥深さに触れることができて面白かったです。特に松尾芭蕉の俳句の「本歌どり(既存の歌を踏まえて作成された歌)」についての解説が印象深く、既存の歌にある背景を積み重ねていくことで五七五という短い文に相当に深い意味を持たせることができるのだなと思いました。著者の宮坂さんの文章もとても読みやすく、文章の書き方としても参考になる本です。

2010年2月17日

本:銀むつクライシス

かなり前に読んだ本。マゼランアイナメ(和名:銀むつ)を漁獲するとある密猟船をオーストリアの巡視船が追跡するという話を主筋に、なぜ銀むつが乱獲されるようになったのかなどの背景を説明していきます。環境問題(魚の乱獲)を扱った本ですが密漁船と巡視船の攻防に緊迫感があって、普通の読み物としても面白い内容となっています。とくに南極でのチェイスにはドキドキしました。密漁船が他国の領海に入ってしまった場合の捕縛の難しさや国によって船舶の許可の基準が違うことによる弊害(規制の緩い国が違法船の温床となる)など、漁業ならではの問題にも端々触れています。

なぜ魚の乱獲に至ったかについては、一つにマーケティングの結果というのが上げられています。新しいメニューの一つとして売り込んだ魚(はじめはチリ・シーバスという耳障りの良い名前をつけられていた)が、高い人気を持つようになり需要が高まる。その結果供給が正規の漁獲量を上まり、レストランでは量を確保するために密猟ものの魚が許容されてしまう。ここには消費者側がブームに乗って単一の種類の食べ物を嗜好過ぎてはならないという教訓があるように思いました。以前にダーウィンの悪夢というドキュメンタリー映画を見たことがありますが、内容的に通じるところがありますね。

ダフィーは善悪の境目が混乱した裁判の様子を見ながら、もっと大きな問題が忘れ去られているのではないかとも感じていた。北半球の人々が遠く離れた海に潜む魚に心を奪われる。その様子を目にした密猟者は大喜びで船団を組む。そして運よく乱獲を免れていた世界最後の漁場の一つが破壊されようとしている --- 一つ一つの動きが結びつくことによって、誰もが意図しなかった結果が引き起こされようとしているのだ。(p 309)

2010年2月16日

カモづくし

井の頭公園/オナガガモ

冬の井の頭公園と小金井公園(の水場)にはいろんなカモが訪れるのです。ですから私は買いました。カモハンドブックを!

別にカモの種類なんて分からなくても良いんですけど、違いが分かるだけでカモウォッチングが数倍楽しくなるのです(たぶん)。上の白と灰色のコントラストがきれいなカモはオナガガモです。プリップリッと鳴くらしいです。

井の頭公園/オナガガモ

上のはたぶんオナガガモの雌と思います。雌の方はけっこう判別がむずかしくて自信はありません。なお、カモハンドブックのp24には淡水ガモの雌の識別方法が記載されています。便利!

井の頭公園/ハジビロガモ小金井公園/マガモ

一つ上の写真はハジヒロガモで、その下の写真はマガモです。頭がふたつとも緑なのでパッと見て分かりにくいのですが、くちばしの色が違うのとハジヒロガモは側面の毛が茶色いんです。あとくち「ばし」が「広」いのがハジヒロガモですね。

で、マガモと一緒に写っているのはマガモの雌ですね。たぶん。上のオナガガモの雌と区別つかないですよね。まあ、どちらもマガモの雌かもしれませんけど。

2010年2月15日

Watir 2.0 / Webdriverベースのwatir

次世代のWatir、Watir 2.0 をWebdriverベースに実装しようという話。3ヶ月以上前の話ですけど先日気がつきました。こんなことやってるんですね。Webdriverはウェブアプリケーションのテストを自動化するためのフレームワークでIEやFirefox、Chromeなど複数のブラウザをサポートしています。WatirがWebdriverベースになればIE以外のブラウザでも使用することができるようになる(今でもFireWatirとかありますけど)。これはすばらしい。

Seleniumでも複数のブラウザをサポートしていますが、WebDriverとSeleniumとの大きな違いはSeleniumはJavascriptで動作させている一方でWebdriverはブラウザによって異なるアプローチで動作させること。たとえばIEではIE's Automation controlsを利用して、FirefoxではExtensionとして実装されている。これによってセキュリティ上Javascriptでは難しいWindowsのダイアログからのファイルの選択とか、サイトをまたがった操作もできるようになる。

そしてSeleniumもSelenium 2.0という名でWebdriverをベースにした開発をしているみたいですね。どこまで進んでいるのかとか詳しいことは分かってません。とにかく、次世代のWatirとSeleniumはどちらもWebdriverをベースになるということです。これによってWatirの優位性は薄れるなあという感じですね。Watirはもう役目を終えてしまったのかではないかという感があります。

しかし、ひとつWatirの優れたところを上げるとしたらメソッドの持ち方かなと思います。SeleniumのメソッドWatirのメソッドを比較すると、SeleniumはJavascriptのメソッドをベースにしていて、WatirではHTMLタグがメソッドの作り方のベースになっている。個人的にはですが、Watirの方がメソッドは圧倒的に分かりやすい。Javascriptのメソッドはそもそもわかりにくいので。

今後もWatirが存続する理由というか必要性というか、残っていてほしい理由はここにありそうです。とはいえ利用者数ではSeleniumが圧倒的な感はあって、どちらを使用するかは悩んじゃいますけどね。うむ。

2010年2月12日

本:延長された表現型

「利己的な遺伝子」の著者、リチャード・ドーキンスの本。「延長された表現型(extended phenotype)」というのは遺伝子による生物個体への発現(表現型)を生物個体によってもたらされる形成物(たとえばクモにクモの巣、ビーバーによるダム)にまで延長(拡張)した概念。本書では最終的に「寄生体による寄主」に対する表現型効果や、「母による子」への表現型効果(遠隔作用)にまで広げていきます。

内容は「読者が進化生物学とその学術用語についての専門的知識をもっていることを前提にしている(p5)」と前置きしているだけあって、専門用語が多くて難解・・。読み終わった後に気がついたのですが巻末に用語説明がついているので参照しながら読むと良いかもしれません。私はまあ頑張って「見物人としてある専門書を楽しむ(p5)」程度には楽しめたのではないかなと思います。

細かい内容は理解できていないので触れずに、個人的に関心のあった遺伝的効果と「環境」による効果について、ちょい長めに引用をしておこうと思います。条件によって発現(発生)する表現型効果は異なるので、その根本が遺伝子によるものであるとしても、人間のすべてが生まれながらにして遺伝子によって決まっている(遺伝的決定論)わけではないという話。

遺伝的原因と環境的原因は原理的には互いに差はない。どちらの原因からくるのであれ、その影響には逆転しがたいものもあれば、容易に逆転するのもあろう。またある影響は通常は逆転しがたいにしても、適正な作用因子を与えられれば容易に逆転しよう。重要な点は、遺伝的影響が環境的影響以上に不可逆的であると期待する一般的な理由は存在しないということである。(p38)

・・・突然変異を除けば、何事も私が私の子供のすべてにGを受け渡すのを妨げることはできない。それはそれほどにも動かしがたいことである。しかしながら、私であれ私の子供であれ、通常はGをもっていることと関連しているその表現型効果を示すかどうかは、われわれがどのように育っているか、どのような食事どのような教育を経験しているか、また他にどのような遺伝子をもっているかに著しく左右されるだろう。(p40)

ベイトンソンは、私が行動の遺伝的決定因に「特別な地位」を与えているようにみえると心配してくれている。生物体がだれの利益のためにはたらくかというその実体として、遺伝子をあべこべに強調することが、発生過程の環境決定諸因に反対するものとして遺伝の重要性をはなはだしく強調することになるのを彼は恐れている。これに対する回答は、われわれが発生について語るのなら、遺伝的要因と同時に非遺伝的要因を強調するのが適切だということである。しかしながら、淘汰の単位について語るのなら、それとは違った強調、つまり自己複製子の諸性質というものの強調が要求されるのではないだろうか。(p193)

2010年2月 8日

旧くなったコンテンツをどうすべきか

旧くなったコンテンツをどうすべきか、という上のリンクのサイトで話されている話。ブログに投稿した技術情報は時間が経てば時代遅れになるし、場合によっては後になってその情報が正しくないことが判明したりする。そういった情報をそのまま保管しておくのは情報が存在しないよりもタチが悪い。「記録のため」という名目だけで情報をそのままにしておくのはselfishだと。上のサイトでは旧くなった記事は削除し、代わりに随時更新する「resources」というページを用意したそうです。これで情報の鮮度を保つことができると。

コメント欄はざっとしか見ていませんが、賛否両論といった感じみたいですね(英語のニュアンスが分かりませんが、若干煽り気味の内容だからなのかも)。個人的には発信者側が時代遅れとなった情報をひっこめる(または更新する)というのは、気がついたらした方が良いのかもしれませんが、そんなに神経質に情報を扱わなくても良いような気もします。この種の問題は普通の書籍でも論文でも同じで、受信者側はその情報が今でも通用するかどうか、それが正しい情報かどうかを検討する必要があるわけで、それは受信者側に必要なリテラシーであると思います。なんでも信用してはいかんと。

とはいえ、製品開発の現場の末席にいる身としては、開発が続いている製品やモジュール、活発に議論されている仕様などについての「現状」について批判的な意見を述べる場合は、言いっ放しにせずにその後の動向も見守ってほしいなあとは思わなくはないですけど。すでに解消している問題について批判記事が残りっぱなしというのは、まあ、悲しいですよね。まあ、それは開発側のエゴなのかもしれませんね。

2010年2月 7日

井の頭公園:カワセミ!

井の頭公園/カワセミ

2月6日に寒空の中カメラを持って井の頭公園に行ったのです。まあカモでも撮ろうかなと。そうしたらなんとなんとカワセミを発見したのです(隣の人が)! 写真では見たことありますけど、実物を見たのは今回が初めて。この色合いだとけっこう目立つのかなと思っていましたが、意外と背景に溶け込んでいて分からないものですね。興奮しました。

2010年2月 6日

小金井散歩:ツグミとハクセキレイ

ツグミ

先週くらいに小金井周辺を散歩したときに名前の知らない野鳥に出会いまして。といっても名前の分かる野鳥はそれほど多くないのですけど、まあとにかくハケ森会・野川の自然・野鳥編のサイトで調べてみたら、ツグミという名の鳥でした(上の写真)。代表的な冬鳥のひとつで、全国的に見ることができるそうです。

ハクセキレイ

上の写真はハクセキレイです(たぶん)。セキレイにはいくつか種類があって名前を特定するのに自信が持てないのですが。散歩で楽しむ野鳥の本によると、ハクセキレイは雌や冬羽では灰色の部分が多いそうです。

2010年2月 5日

404ページを作成する

今さら感はありつつも気が向くままにMTのウェブページ機能を使って404ページを作成してみました。新規ウェブページ作成画面を開いて404.phpというページを作成。.htaccessに下記のように記述。

ErrorDocument 404 http://memolog.org/404.php

コンテンツ部分以外は他のページと同じものが使われるので、あとはコンテンツの文言を考えるだけで完了。私はこんな風な404ページにしてみました。404ページにだけスタイルを指定したい場合は、コンテンツ部分についている個別ページ用のid属性を使用しました。

#page-435 {margin:-40px 60px 30px;padding:20px 30px;border:10px solid #e6e6e6;}
#page-435 #page-title { font-size:20px; font-family:serif; color:#333; font-weight:normal;}
#page-435 form {margin:1em 0}
#page-435 .asset-content {font-size:12px;line-height:1.8;}
#page-435 .asset-content ul {margin-left:1.2em; list-style-type:circle;}

2010年2月 4日

CSS:column-count で3列レイアウトを作成

フッター部分を3列にしてみようかなと唐突に思いついて、以前から興味あったcolumn-countを使って3列にしてみました。FirefoxとSafariでのみ対応(IEでは1列のまま表示されます)。Picoのデザインのバランスを崩している気がしないでもないですけど、まあいいか。

追加したCSSは下記のよう感じです。他にもいろいろ追加してますけど不要な部分は割愛。

-webkit-column-count: 3; -webkit-column-gap: 10px;
-moz-column-count: 3; -moz-column-gap: 10px;

-webkitがSafari用で-mozがFirefox用。colum-countは列(カラム)の数を指定して、column-gapは列と列の間の隙間の大きさを指定します。

簡単ですなあ。これで背景画像を複数指定できるようになったらdivを複数囲うなんてことは必要なくなるんでしょうね。

2010年2月 3日

雪とカルガモ

小金井/野川/カルガモ

1日から2日の朝にかけての雪はすごかったですね。思いのほか積もりましたね。私はこの機を逃すまいと早朝から写真を撮りに武蔵野公園(野川)まで行ってきました。快晴だったこともあり、同じ目的の人はけっこういました。早朝ということもあり年齢層は高めでしたが。

この日のはカルガモやシジュウカラ、ツグミなどを発見しました。カルガモと雪を一緒に写真に収めようと近づいたのですが、雪の中を歩くとガッシガッシと大きな音が鳴ってしまって、逃げるわ逃げるわ。70-200mmを持っていけば良かったと思いました。まあ、逆に飛び立つ姿を撮ることができたので良かったかもしれません。成功したのはこの一枚だけですけど。

2010年2月 1日

MT:記事の出力ファイル名がハイフンになる

メモ。例えば記事の出力ファイル名を「test_test」とアンダースコアを入れてに設定しているのに、実際に出力されるファイル名は「test-test」とハイフンになってしまう。

なんでかなあと思っていたら、テンプレートのアーカイブマッピングのパスが「basenameyyyy/mm/entry-basename.php(%-f)」となっていました。この場合、区切り文字がハイフンに統一される。バージョンアップしたときにここが変更されてしまったみたいです。パスを「%f」に変更して再構築を実行。

いい加減にバージョンアップするとこういう切ないことになりますが、これもバージョンアップの一つの楽しみということで。前向きに。

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