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2008年1月 4日

本:知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎

いまの県境(けんざかい)がどのような形でできあがったのか、という話をまとまた本。5部構成で、1部が現在の47都道県に落ち着くまでの成り立ち。2部は県境にまつわる逸話など、3部は「飛び地」や「越県合併」などを中心にした話、4部は県境をめぐる争い、5部は「県境未定地」と呼ばれる、県境があやふやなところについての話。最後のほうはかるく読み流しています。県境の多くは、明治よりも前に定められた国の形を踏襲しているようで、話の中心は県境そのものというよりは、県の成り立ちと言った感じです。県境についての小話を交えながら、いまの県のかたちとなった経緯を知ることができます。

個人的に興味がそそられたのは、東京都が長細いのは、玉川上水の安定供給のために、水源地と水路の一元管理をしたかったためというところ(p82あたり)。水源地のほかには、明治維新後の情勢不安のためとか、文化的なつながりが強いためとか、行政上の利便性とか、いろいろな意図をもって県のかたちを変えています。あたりまえのように感じている県の形ですが、なんらかの意図があって、いまのかたちになっているんだなあと思いました。

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