2007年10月アーカイブ

2007年10月31日

Macで.htaccessを利用する

メモ。MacのSitesフォルダの中で.htaccessを利用するには、/private/etc/httpd/users の中にある、username.confの中に記述されている、AllowOverrideを「All」に変更する。

<Directory "/Users/username/Sites/">
    Options Indexes MultiViews ExecCGI
    AllowOverride All
    Order allow,deny
    Allow from all
</Directory>

設定を有効にするにはApache再起動が必要。Macのシステム環境設定の「共有」から「パーソナルWeb共有」の設定をオフにしてオンし直すか、ターミナルで sudo /usr/sbin/apachectl restart して再起動する。

設定を変更して再起動をしても.htaccessが利用できない場合は、/private/etc/httpd/httpd.conf の最後の行にある「Include /private/etc/httpd/users/*.conf」がコメントアウトされていないかを確認する。

.htaccessを入れた後に、ローカルページがinternal server error を発生している場合は、tail -f /var/log/httpd/error_log して、エラーが出ていないかどうかを確認する。

2007年10月27日

MTPaginate: Movable Typeでページネーションをする

ふと、Movable Type でインデックスページをページネートしたいなと思い、実践してみました。MTPaginate というプラグインを使って、ページネーションを行います。MTPaginateは、個人は無償ですが、商用利用の場合は20ドルかかります。

MTPaginate のインストール

MTPaginateをダウンロードしてきて、pluginフォルダの中身をMTのpluginフォルダに、mt-static/pluginsフォルダの中身をMTのmt-static/pluginsフォルダにそれぞれアップロードします。

phpファイルの生成

phpでないと動作しないので、phpファイルのインデックステンプレートを生成します。「インデックスページ」の中身を丸ごとコピーして、新たに「インデックスページ(ページネート)」というテンプレートを作成しました。ファイル名は「index.php」。インデックスページをそのまま利用しても良かったのですが、この方が何か問題が起きたときに後戻りしやすそうだったので。

そして、さくらのレンタルサーバーはファイルのパーミッションが705か755でないとphpを利用できないので、mt-config.cgiにHTMLPerm 0755 と追記。

ページネーション部分のタグを記述

エントリーの生成部分を下記のように変更。max_sectionsで1ページあたりのエントリー数を指定して、ページネートするエントリーの件数はMTEntriesで100件に指定。

<MTPaginate>
<MTPaginateContent max_sections="5">
<MTEntries lastn="100">
<MTPaginateSectionID><$MTEntryID></MTPaginateSectionID>
<$MTInclude module="ブログ記事の概要"$>
<$MTPaginateSectionBreak$>
</MTEntries>
</MTPaginateContent>

<MTPaginateIfMultiplePages>
<div class="pagenate"><$MTPaginateNavigator style="links" separator=" " $></div>
</MTPaginateIfMultiplePages>

<MTPaginateIfLastPage_>
<div class="lastpage">より過去の記事は<a href="<$MTBlogURL$>archives.html">記事タイトル一覧</a>を参照ください。</div>
</MTPaginateIfLastPage_>

</MTPaginate>

CSSの追加

CSSはこんな感じのを追加しました(そのうち変更するかもしれません)。

/* pagenate */
.pagenate,.lastpage {font-size:11px; color:#666; margin:1em 0; border-top:1px dashed #ccc; padding-top:0.7em;}
.lastpage {border:none;margin-top:0; padding-top:0;}
.pagenate a {border:1px solid #ccc; text-decoration:none;padding:2px 1px; font-size:11px;}
.pagenate a:hover {color:#fff; background-color:#fc3; border-color:#fc3;}
.pagenate .pagenate-last {border:none; text-decoration:underline;}
.pagenate a.pagenate-last:hover{background-color:transparent; color:#666;}

index.html の撤収

FTPにてindex.htmlファイルを削除して、index.htmlが再構築されないように「インデックスページ」の「再構築オプション」のチェックをオフにして保存。index.htmlでアクセスがあった場合に、index.phpにリダイレクトするように.htaccessを指定(詳細は省略)。

以上です。作業内容はこれだけなのですが、ローカルで試したりしているうちにあっというまに時間がすぎていきました。ページングのもっと賢いやり方があれば、ぜひ教えてください。

画像をベクター化してくれるサービス

画像をベクター化してくれるサービスです。試してみたのが下の画像です。なかなか面白い出来上がり。 test4.jpg

2007年10月20日

本:指一本の執念が勝負を決める

産業再生機構のCEOであった富山和彦さんの著書。内容は「リーダーに必要なのは「ストレス耐性」と「胆力」だ!」という帯のあおり文そのままという感じです。産業再生機構という仕事で結果を出した富山さんの言葉は重みがあり、ひたすらに尊敬の念を覚えます。170ページほどですが、1ページあたりの字数が少ないので一日あれば読めます。

仕事で何かを実行しようとしたときに、いろいろ調査とか評価とかしても、完璧に完全な情報を集めることは不可能で、不確実性が残ってしまう(それも結構な範囲で)。その状況下で、決断し突き進んでいけるか、周囲の批判にさらされても正しいと思った方に足を進められるか、最終的に必要なのは決断力であり、それを精神的に支える「ストレス耐性・胆力」なんだろうなと感じました(だからといって調査とか分析が価値のないことだとは思いませんけど)。

この間読んだ「PMBOK入門」にもプロジェクトマネージャーの振る舞いとして「プロジェクトは想定外のことが起るから、動揺してはいけません(p15)」と書いてありました。小さな問題が予想外に発生しただけでオドオドしてしまう私はまだまだ未熟者だなあと思います。

2007年10月14日

本:捨てられるホワイトカラー

ホワイトカラーの転職を題材にした体験ルポ。序盤から中盤までは転職のカウンセリングとか、転職指導などの体験ルポが中心で、中盤から終盤にかけて「ネットワーキング」をするための活動が中心です。300ページくらいあるので、分量的にはまあまあありますが、情景描写とか著者の感情描写などが多いので、そのあたりをざっと読んでいくと2〜3日で読みこなせる感じです。

「ネットワーキング」とは、転職のクチを紹介してくれそうな人とつながりを持つことで、いわゆる「コネ」をつくるための活動のことです。インターネットで履歴書を提出してもほとんど無視されるというのが現状で、良い仕事をみつけるためには、とにかく「ネットワーキング」をすることが肝要。しかし、優良な仕事を紹介してくれそうな人とのネットワーキングの機会は乏しく、なかなか見つからない。でも渡航費や宿泊費、カウンセリング費などで転職活動のための資金は減る一方。そのうち「生きるための仕事」(生活費を稼ぐための仕事)と割り切って、低収入の臨時仕事を始めてしまうと、転職活動に必要な時間がなくなってしまい、ますます転職から遠のいていく・・

今日、ホームレスになった―13のサラリーマン転落人生 」という本も前に読んだことがありますが、30歳後半くらいからの転職は本当にきついんだなと感じます。わたしは、今の仕事も前の仕事も、いろいろな奇特な人の粋なはからいによって、なんとか職をいただいてこれましたけど、次はこうはいかないかもしれない。ほんと、身を引き締めて頑張りたいなと思いました。

もっとも、この本の怖いところは「頑張っていたけど、職を失った」人の存在を示しているところなのですが・・ まあとにかく、がんばります。

2007年10月 8日

prototype.js を使ってトラックバックを開閉するように変更

個人的にトラックバックの機能をあまり利用しなくなった。だから表示を控えめにしつつ、機能は残しておきたい。ということでJavascriptで開閉するかたちにしてみました。といっても、たいしたことしてませんが・・

以下が作業手順

  1. prototype.jsをダウンロードして、headerにscriptタグを追加。
  2. トラックバックの表示欄全体を<div id=trackbacks-open-content >で囲う
  3. 開閉用のリンクを追加。

開閉用のリンクは下記のように追加。prototype.jsの機能の一つのElement.toggle(element)を使っているだけ。toggle(element)は、指定したタグのidを表示を切り替えてくれます。

<a href="javascript:void(0)" onclick="javascript:Element.toggle('trackbacks-open-content');">
開く/閉じる</a> 

表示するリンクと非表示にするリンクを別々にしたいときには、Element.show()、Element.hideを使うとできます。

prototypeについては、Ajaxライブラリリファレンスという本を参照しています。本書に載っているバージョンは1.4(いま1.5.1.1)ですが、きっと大丈夫。便利な世の中なのである。

TagSupplementals で同じタグを利用しているブログ記事を表示

TagSupplementals のpluginを入れて、関連するブログ記事を表示するようにしてみました。MTRelatedEntriesで同じタグを利用しているブログ記事を出力してくれます。下記のようなhtmlを追加しました(pluginのページのサンプルと変わりませんが・・)。

<div class="related-entries">
<h2 class="related-entries-header">関連するブログ記事</h2>
<ul>
<MTRelatedEntries lastn="10">
<li><a href="<$MTEntryPermalink$>"><$MTEntryTitle$></a></li>
</MTRelatedEntries>
</ul>
</div>

CSSはこんな感じです。-moz-border-radius、-webkit-border-radiusは個人的に重宝しています(IEで同じ対応がないのが残念・・)。

.related-entries-header {font-weight:normal;margin-bottom:0.5em; font-size:12px; color:#666; 
padding-bottom:0;}
.related-entries {margin-bottom:25px;}
.related-entries ul {list-style-type:circle; font-size:11px; margin:0; padding:1em 2em; color:#666; 
background-color:#f0f0f0; -webkit-border-radius: 10px; -moz-border-radius:10px;}
.related-entries li {padding-bottom:0.1em;}

2007年10月 7日

ダメなら、さっさとやめなさい!

原題は「THE DIP」。dipは「くぼみ」とかそういう意味で、本書では「大勢の足をすくう落とし穴(この本では「運命の谷」と呼ぶ)(p9)」という意味。本書では、人生の壁(運命の谷)にぶつかったときに、闇雲に進むのではなく、打ち込む価値がなければ退く(やめる)ことも視野に入れることを喚起しています。分量的には100ページ前後で、1時間〜2時間くらいでさっと読むことができます。

打ち込む価値があるのかないのか、どのように見極めるのか、本書では「ナンバーワンになれるか」を見極めるための指標として提示しています。ナンバーワン(世界で最高)という意味は、たとえば「今の自分にとって最高かどうか」「自分に関わりのある世界で最高かどうか」(p20)というような意味で、ひとつの「世界観」の中でナンバーワンというような意味合い。

ナンバーワンを目指すか否か、無理なら「やめる」、できるなら「粘り抜く」。べつに仕事とか人生とか、すべての情熱を傾ける必要はないとは思いますが、何かを成し遂げる為には壁を越える努力が必要。では、その努力が自分にとって価値があるのかないのか、本書はそれを考える良いきっかけになるんじゃないのかなと、個人的にはそう感じました。

2007年10月 6日

ウィキノミクス

副題は「マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」。第一章はウィキノミクスの概要、第二章では既存の企業の開発がいかに難航な課題にぶちあたっているかについて、第三章から第九章まではウィキノミクスの成功事例、最後にまとめの章があります。全体で450ページ超あるので、とにかく長い。読みごたえはあります。

本書では、オープンソースによる開発など、不特定多数に開かれた開発のすごさについて、事例を中心に紹介しています。基本的には成功例の話で、その端々に集合地の危険性についても触れています。たとえば集合知による情報は、玉石混合であり「衆愚」に陥る可能性もあるという点など。たとえばオープンソース開発では、コアの機能に追加するときにはコア開発メンバーの検閲をすることで変なコードが入らないようにする、といった対応法を紹介しています。また、知的財産の保護については、オープンとクローズをうまく組み合わせるすることで、知的財産を「分散投資する」ことで、知的財産の保護と情報の共有による経済性を確保するというアイデアを紹介しています(p450)。

個人として、日本人の私として感じたことは、ウィキノミクスの柱である「グローバル化」は、英語が前提になっていること。言語の壁なんて、一切気にしていない。もちろん日本語でもオープンソース開発できるでしょうけど、コミュニティの広がりは限定的になるし、できるなら英語の方がいい。英語のコミュニティの方が数が多いし、活発だから、享受者(受信者)としても英語の方がメリットが大きい。ウィキノミクスのようなコミュニティを活かした開発が重要性を増してくるのであれば、それと同じように英語でのコミュニケーションの重要性というのがますます増してくるのかなと思いました。

2007年10月 1日

一瞬の判断

意思決定の方法論を著した本で、ゴー・ポイント(情報収集が完了し、計画の是非が論じ尽くされ、はっきりと態度をきめなければならない瞬間。ゴーかノーゴーか)に直面した人たちの状況を知り、内面を探り、彼らの経験から、決断の公式を導きだしていくというような内容(p10より一部抜粋)。

本書は、決断について一つの解答を導きだすというよりも、紹介したケースの中から判断の決め手となるようなポイント、「決断の公式」を洗い出していくという形で話を進めています。読者にも自分なりの「決断の公式」を導きだすように勧めています。

個人的には、「冷静になって、随時状況を把握する」「決断したら迷わない」「100%完璧に状況が把握できなくても行動する(決断を無為に遅らせない)」「誰が最終的に決定すうるかは明確にする」「自分のアクションに対する相手のアクションを予測する」などがポイントになるのかなあと思いました。

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