2006年5月アーカイブ
2006年5月 7日
スタイルシート変更
特に言うほどのことではないのですが、CSSを変更してみました。他のテンプレートはいじらずに、CSSのみ変更。けっこう変更したつもりなのですが、前回のデザインと比較してみるとそこまで変わってないですね。フォントのサイズが大きくなっているので、少し読みやすくなったかも。
最近読んだ本(5)
「最近読んだ本(1)」「最近読んだ本(2)」「最近読んだ本(3)」「最近読んだ本(4)」の続き。たぶん今まで紹介していない本。百聞は一見に如かずと言われると確かにその通りかもしれませんが、容易に経験できないからこそ本があるのではないかと思ったりします。
とにかく。読んだ本シリーズはこれでいったん終了です。
ちょっと面倒なことがあなたを変える 江澤博己著:1時間くらいでさらーっと読んだ本。内容はいわゆる「感動接客」のようなもの。相手の立場になって考えるとか、年上の人を尊敬するとか・・ でも大事なことです。はい。たまに読んで、改めてこうした基本的なことを意識してみると良いかもしれない。大事なところが太字になっているのが読み返しがしやすくて便利です。
生物時計はなぜリズムを刻むのか ラッセル・フォスター、レオン・クランツマン著 本間徳子訳:原題は「Rhythms of Life」。邦題が若干紛らわしいですが、内容は「生物時計に関して現在解明されていることの全体像を記した(p9)」本です。また「読み物としてある程度の一貫性が出るよう、おおむね時間軸に沿った科学物語という形式(p14)」をとっていて、なんというか壮大なプロジェクトストーリーみたいな感じです。本の内容をうまく説明できないので、下に本書の一部を抜粋引用します。睡眠負債や朝型夜型に関する話(p253あたり)や時間治療の話(p308)も興味深かったです。特に時間治療(薬を処方する時間によって薬の効果、最大耐容量が異なる)はこれからの医療に重要な概念になるかもしれないですね。
「利益が最適になるのは、複雑さが中程度の領域である。私はこうした領域を、科学を『解明可能な事物のアート』と表現したサー・ピーター・メダワーにちなんで『メダワー・ゾーン』と読んでいる(p78)」「科学が直線的に進むということはほどんどない。偶然とセレンディピティが研究者の心の友である(p141)」「ストーリーは完結したわけではないが、夜の長さを反映して松果体から分泌されるメラトニンが、ほ乳類の季節性活動を生み出す重要な信号であることは間違いない。(p214)」
ラストホープ福島孝徳 TBS特別番組取材班 編集協力 徳間書店取材班 編:テレビ(TBSだったかなあ・・)で福島医師のドキュメンタリーを見て、感動して思わず買ってしまった本。世界最高峰の技術を持ちながら、さらなる「一発全治」を目指して努力する姿勢に尊敬します。私も福島医師のような人間になれるよう努力したい。「一日一日、少しでもいいから進歩したい。どうやったら自分の手術が良くなるのかをいつも考えています。それをやめたら私の成長は止まってしまう。(p118)」
2006年5月 3日
最近読んだ本(4)
「最近読んだ本(1)」「最近読んだ本(2)」「最近読んだ本(3)」の続き。今回の紹介する本は最近の中でもわりと最近読んだ本
これから10年 長期投資のロードマップ 岡崎良介著:株価だけを見るのではなく、為替や金利にも注目するという全体論的な考え方や「歴史の大きな波に乗る」という大局観が、個人的な性向に合っていて読んでて心地良かったです。「儲けるのではなく、続けていくことを目的としたときに、資産運用は根本から変わる。(p191)」
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと マーカス・バッキンガム著 加賀山卓朗訳:数多くのリーダー、マネージャーにインタビューした経験を通して、「リーダーシップ」「マネージャー」そして「個人の継続的な成功」について、優れたリーダー・マネージャーに共通する概念(核となる概念)を導出しています。リーダーシップの本はこれ以上のものはないんじゃない?と、多少大げさですが感じました。「それぞれの役割で見てきたように、決定的なスキルは、バランスをとることではなく、逆にアンバランスをめざすことだ。すぐれたマネージャーは、一人ひとりの部下の個性を拡大し、強調し、活用することで勝利を収める。すぐれたリーダーは、核となる顧客層、組織の強み、核となる尺度、いますぐとれる行動について結論を出し、明確さだけを念頭におき、思考と会話からほかのすべてを追い出す。(p304)」
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい マルコム・グラッドウェル著 沢田博・阿部尚美訳:瞬間的に感じた結論(第1感)が、熟考に熟考を重ねた結論よりも正しい場合があるという話。第1感が常に優れている・・という話ではなく、情報を「輪切り」することの有用性を解説しています。情報を「輪切り」にするとは、情報をそぎ落とし、そこだけ見れば判断できるというような重要な部分に注目することなのかと思います。このへんざっくりと説明するのがなかなか難しい。瞬時の判断(第1感)というのは、この「情報の輪切り」がうまく言った場合に効力を発揮する。
ただし留意点として、先入観(意識的・無意識的)が情報にゆがみを与えることを挙げていて、(熟考する時間のない)瞬間的な判断は先入観にひきずられてしまうらしい。だから先入観をいかになくして、情報を洗練させるかが、第1感をうまく活用するための方法なのだそうです。
とても面白い本なのですが、内容が各論的で、各章ではまとまっているけれど、全体としてはまとまっていない。最後に全体を通貫するようなまとめがあるとさらに良かったのになあと思いました。
